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この文書はFirebirdの1.0リリースに対してバージョン1.5で行われた最も重要な変更について示したものです。Firebird 1.0について詳しい方が対象となります。変更点と強化点の全てを記すと膨大なため、ここでは強調すべき点にとどめます。全ての変更点については、 Firebird 1.5のリリースノートをご覧下さい。(6言語のPDF File があります)

新しいコードベース

今回のリリースでは、オリジナルのCからC++への移植されたコードによってビルドされています、その作業は2000年に始められていました。広範囲にわたるコードのクリーンアップとバグ・フィックスが続けられてきました、並行して新規のメモリ管理と言語(訳注:SQL、API等)の拡張が行われました。

オプティマイザの強化

v.1.5の開発プロセスの間に、SQLクエリー・オプティマイザは検査され、いくつかの強化と修正が行われました。その結果、クエリーのスピードは30%から60%も向上しました。
 

新アーキテクチャー
New Architectures

Windowsプラットフォームに新しく2つの特筆すべき機能として、クラシックサーバとエンベディットサーバが追加されました。ここ8年間にわたって、Windowsではクラシックサーバが存在しませんでした。クラシックサーバによってマルチプロセッサを有効に活用できるので、Windows版スーパーサーバの制限を逃れることが出来ます。使い勝手の面では、Windows版クラシックサーバは実験的でしかありません。エンベディッド・サーバはDLLとして提供され、シングルクライアントとしてFirebirdスーパーサーバに接続する機能を包含しているので、スタンドアロンアプリケーションやブリーフケースアプリケーションを効果的に短期間に開発することが可能となります。
 

新しい言語フィーチャー

 SQL92準拠の、CASE、COALESCEそしてNULLIFを含むいくつかの重要な新しい言語フィーチュアが加わりました。これらやその他の新しい言語実装の構文に関しては、リリース・ノートの中の言語拡張の部分を参考にしてください。  

包括的トリガー

 今では1つのトリガによって、Before又はAfterトリガで、そのトリガ内で必要とするすべてのDMLアクションをカバーさせるために、条件付きのインサート/更新/削除アクションを書くことができます。 (訳注:for insert or updateのようなマルチトリガのことです)
 これは、1フェーズで複数のトリガを行うアビリティを損なわずに、トリガの作成や保守をいっそう容易にします。

 

データベース・エリアス

 新しいaliases.confファイルでは、データベース用のサーバー・サイド・エイリアスを指定することができます。したがって、クライアント側でデータベースの完全なパスを用意する必要はありません。
 クライアント・アプリケーションから新しい Server[/Port]:Alias構文 で接続することができます。 

 

Varcharのトリミング

Varchar型のデータは、実データ長+2byteの長さでright trimされて返されます。注意:クライアントがサーバにリクエストをする際にTrimが行われます、Firebird 1.5のクライアント(fbclient.dll 又は libfbclient.so)はTrimを行います、この場合接続先のサーバが1.5以前のバージョンであってもTrimは行われます。以前のバージョンのクライアントを利用する場合には、たとえ接続先が1.5以降のサーバであったとしても、Trimは行われません。
 

インデックス数の拡張

リリース1.0と1.5の両方で、テーブル毎に定義可能なインデックス数の最大値は64から256に拡張されています。

 

Execute Statement

このPSQLの拡張によって、適切な dynamic SQLを記述した文字列を実行することによって、あたかも登録済のDSQLであるかのように実行されます。トリガーとストアドプロシージャの中で利用可能です。(訳注:テーブル名等を動的に変更するトリガーやストアドプロシージャが、この機能によって可能になりました)


 

新しいコンテクスト変数


CURRENT_CONNECTIONとCURRENT_TRANSACTIONが追加されました:これらはInterger型の値を持ちます。システムによって決定され、アクティブな接続と現在のトランザクションに関する値を一つずつ返します。DSQLとPSQLで使用可能です。
 

名前付制約の強化

名前付参照整合性制約のインデックスは、今ではユーザー定義識別子で指定されるかもしれません。

警告:

このフィーチュアを利用する場合、データベースは(Firebird)v.1.0.xまたはInterBaseにダウングレード出来ないでしょう。

トランザクション・セーブ・ポイント

 SQL99準拠の新しいユーザー・セーブ・ポイント(別名:ネストしたトランザクション)は、トランザクションをロールバックすることなく、ビジネスロジックエラーを扱う便利な方法を提供します。 DSQLにおいてだけ有効です。

 

新しい設定ファイル

 いくつかのファイル名がこのリリースで変更されました。
新しい名称は、殆どの場合「FireBird」または「fb」のバリエーションを含みます。例えば、以前のgds32.dllは今はfbclient.dllと呼ばれます。
 それらの1つが現在firebird.confという名称で提供される拡張設定ファイルです。
 ファイアバード1.5は高められたセキュリティ設定と、いくつかの有効なチューニングオプションを、このファイルでの設定によって提供します。 


Firebird徹底入門発売中。本書は最新版であるFirebird2.5を中心に、その機能のほとんどすべてを解説しています。(2010/10/10)

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