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| Firebird2.5を発表 -新しい監査機能とスケーラビリティの向上- 2010年10月4日 Firebirdプロジェクトは本日、オープンソースのリレーショナルデータベース管理システムの第5世代の最新メジャーリリースであるFirebird 2.5を発表しました。この新リリースでの機能拡張は、あらゆる規模の企業ニーズに対応して、ERP(エンタープライズリソースプランニング)ソリューションから埋め込みデバイスまでを対象としています。 非営利法人Firebird財団の理事長であるPhlippe Makowskiは、Firebird生誕10周年にあたってのFirebird2.5のリリースは、Firebirdプロジェクトにとってのみでなく、オープンソース業界全体にとって非常に重要なステップとなるとの観測を持っています。 "今日、世界中のすべての企業は、成熟しコスト効率に優れたソリューションを探しています。Firebird 2.5は、彼らに真の強力で、真の自由なソリューションを提供するでしょう"とPhilippe氏は述べました。 ハイパフォーマンスで、スモールフットプリント、素晴らしいスケーラビリティ、サイレントでシンプルなインストール、さらにロイヤリティフリーの配布というFirebirdの特徴は、ソフトウェア開発者 やベンダーのあらゆる方向性にとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。Firebirdは既に世界中で利用されていて、何百ものユーザーを伴う数十万のビジネスシステムが300ギガバイトを超えるデータベースと共に提供されています。 Firebirdのインストール数は、毎日2000以上にも登ることが、ダウンロード統計情報から明らかになっています。 "我々の顧客の多くは、 200ギガバイトから400ギガバイトものサイズで使用されるデータベースをFirebirdで運用していて、それらは成長を続けています"と、Watermark Software のCTOであるStewart Pink氏は述べています、"Firebird2.5におけるパフォーマンスの向上によって、将来的なニーズが完全に満たされることが保証されました。 " 医療用品販売代理店であるProfitmedのCIOである Alexander Shaposhnikov氏は、Firebird2.5は Profitmedのビジネスの成長をサポートするだろうと述べ、 "現在、我々は、 65GBデータベースを24時間365日の体制で250のアクティブユーザーで運用しています。我々はデータベースとユーザーの両方のサイズが、今後2年間で倍増することを予定しますが、このビジネスクリティカルなタスクのためにFirebird2.5を選択しました。 " Firebirdのバイナリは、多様なシステムとハードウェアプラットフォームに対して提供されています。Firebirdは、Windows、Linux、 MacOS、Solaris 、HP-UXその他のOS上で動作し、x86、x64、PowerPC、Sparcその他のハードウェアプラットフォーム上で動作し、これらの多様なプラットフォーム間で容易な移行メカニズムを提供しています。 Firebird2.5のバイナリは以32ビットおよび64ビットのWindowsおよびLinux、MacOSXのx86用がリリースされています。その他のPOSIXプラットフォームについても、ユーザーのニーズに応じて、今年中に提供されるでしょう。 Firebirdの2.5の新機能
IBPhoenix社の代表取締役兼CEOのPaul Beach氏は、同社の取り組みとしてFirebirdの開発に対してプロフェッショナルサービスの提供や様々な貢献をしていますが、Firebird2.5の新しいセキュリティ機能と素晴らしいスケーラビリティを考慮すると、多くの既存のFirebirdのユーザーにとって歓迎されるだろうと指摘しています。 "特に、それは金融、医療業界のユーザーにとってその事業の成長の為に必要な要件になるでしょう"と指摘し、さらに"特に性能の限界を押し広げるものとなります。"とい続けました。 Bas-XのCTOであるDavid Wilder氏は、Firebird2.5の登場を歓迎していますが、特にそのユーザビリティの改良と柔軟性を指摘しています。"Firebird2.5はより多くのトランザクションを利用することが出来るので、同じハードウェア上でより多くの同時ユーザーを実行する顧客にとってより有利になります" 価格と出荷時期 Firebird2.5は、商業、教育、非営利、または単に私的使用のために、あらゆる利用方法に対して無料で利用可能なオープンソースのデータベースシステムです。バイナリパッケージと完全なソースコードの両方は、FirebirdプロジェクトのWebサイトから、今すぐ無料で ダウンロード することが出来ます。登録やアクティベーションは全く不要です。 Firebird財団について Firebird財団 はFirebirdリレーショナルデータベースシステムの発展と成長をサポートする目的で設立された非営利組織です。財団は2002年に設立され、現在300以上のアクティブメンバー、いくつかのスポンサーによってサポートされています。また、正規会員ではない個人や組織からの現金や資材の寄付を受け付けて管理しています。財団は、 Firebirdプロジェクトの重要な開発者の一部に助成金として、これらの資金を配布しています。Firebirdプロジェクトは、この他に収入源を持っていません。
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