RedhatLinux7.3 への Firebird1.5.1 インストール
大分古くなってきましたが、安定稼動するOSということでRedhatLinux7.3を利用している方もいらっしゃると思います。しかし、Firebirdの1.5/1.5.1はRedhat8以降でないとインストールすることができません。
そこで、RedhatLinux7.3になるべく既存の環境を変更せず、Firebird1.5.1をインストールする方法を以下に示します。
gcc-3.3.3.tar.bz2をダウンロードする
gccホーム
http://gcc.gnu.org/
dtiのミラーサイトからのダウンロードパス
ftp://ftp.dti.ad.jp/pub/lang/gcc/releases/gcc-3.3.3/gcc-3.3.3.tar.gz
#tar jxvf gcc-3.3.3.tar.bz2
#cd gcc-3.3.3
#./configure --prefix=/usr/local/gcc-3.3.3 --enable-languages=c,c++
--enable-shared --enable-threads --disable-libgcj
#make
#make install
#PATH=/usr/local/gcc-3.3.3/bin:$PATH
#ln -s /usr/local/gcc-3.3.3/lib/libstdc++.so.5 /usr/lib/
#ln -s /usr/local/gcc-3.3.3/lib/libgcc_s.so.1 /usr/lib/
#gcc -v
/usr/local/gcc-3.3.3/lib/gcc-lib/i686-pc-linux-gnu/3.3.3/specs から spec
を読み込み中
コンフィグオプション: ./configure --prefix=/usr/local/gcc-3.3.3
--enable-languages=c,c++ --enable-shared --
enable-threads --disable-libgcj
スレッドモデル: posix
gcc バージョン 3.3.3
・この状態で、FirebirdSS-1.5.1.4481-0.i686.tar.gz からインストールします。
#tar xvzf FirebirdSS-1.5.1.4481-0.i686.tar.gz
#cd FirebirdSS-1.5.1.4481-0.i686
#./install.sh
これで、パスワードを設定するとfirebirdが起動します。
次回起動時に自動起動するようにしておきます。
#chkconfig --add firebird
|
残念ながらNPTL版は動作しません。依存関係のあるライブラリが多数に上るので、
検証は断念しました。
また、gcc-3.3.3をインストールしてFirebirdをソースからビルドも試みました
が、やはりそのままでは難しいようです。